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「データに聞く」(Ask Data) その2

「データに聞く」(Ask Data) その2

前回のブログで Tableau には「データに聞く」という機能があることをお話しました。(「データに聞く」その1)今回はその具体的機能を見ていきましょう。

データに聞く」はどこにある?

Tableau Desktop でその機能を一生懸命探された方、ごめんなさい。「データに聞く」という機能は、Tableau Server または Tableau Online で使える機能です。Tableau Desktop にはない機能です。 また、Server/Online 管理者が「データに聞く」機能を無効にしている場合がありますので、使用できない方は管理者とご相談下さい。

「データに聞く」の使い方

Tableau Server/Online からデータソースを開きます。以下は、Tableau を利用されている方にはお馴染みの “サンプルスーパーストア” データをデータソースとしてアップロードし表示したところです。データソースをクリックして開きます。

②「データに聞く」機能の使用が許可されていれば、データソースを開いた時に、「データに聞く」が表示されます。”データに聞く (英語のみ)” のボックスに質問を入力するだけで、Tableau が ビジュアライゼーション (Viz) を作成してくれます。

③ 英語であれば自然な文章を Tableau が理解してくれます。例えば、
” what is the sales by category with the order date in September 2018 ? “
(オーダー日が 2018年9月のカテゴリ毎の売上はいくらか?)のように。
残念ながらまだ日本語の文章には対応していません。「英語かぁ…」と不安な方もいらっしゃると思いますが心配いりません。Tableau は文章を「フレーズ」に変換してデータに問い合わせ、答えを返してくれるので、カタコトの英語で大丈夫です(むしろカタコトのほうが良い)。項目名は日本語であってもそのまま理解してくれます。先程の文章を “サンプルスーパーストア” の項目名に置き換えると次のような文章になります。
” what is the 売上 by カテゴリ with オーダー日 in 9 2018 ? “
変な文章ですが文法的にはこれで合ってます。

④ Tableau がいくつかの候補を表示してくれるので、ここでは 、
” sum of 売上 by カテゴリ with オーダー日 in September 2018 ” を選択してみましょう。

Tableau は直ぐに、オーダー日が2018年9月の売上をカテゴリ別に、棒グラフで表示してくれました

まとめ

今回ご紹介した例は、「データに聞く」の極々簡単な例です。Tableauはとても簡単に分析や集計が出来る BIツールです。しかし、私も最初はその操作感に戸惑いました。どのようにメジャーやディメンションを配置したら自分が欲しい結果が得られるのか? また、フィルターやマークはどう使えばいいのか? これらを理解するのに一週間程度はかかりました。Tableau の機能を理解すると、様々な美しいビジュアライゼーションを作成出来るようになります。簡単にデータから多くの知見を得れるようになります。しかしながら、データを扱うことに慣れてない方にとっては、操作方法の習得が大きなハードルだったりします。「データに聞く」を活用することで、もっと簡単にデータと繋がり、もっと簡単に質問に対する答えをデータから素早く見つけられるようになります。「データに聞く」(Ask Data) は、是非活用して頂きたい機能の一つです。次回はもう少し詳しい使い方をご紹介致します。

データ活用、Tableau に関するご相談がありましたら、是非、弊社までお申し付け下さい。皆様のビジネスのお力になれることを心よりお待ちしております。
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この記事を書いた人:
森田浩彰
BIエンジニア・Tableau画伯・Tableau Datasaber /a.k.a. Data Athlete
東京生まれ。趣味はトライアスロン。フルマラソンベストタイムは3時間8分。 (株)ナイキジャパン Sales Operations、ジョンソン・エンド・ジョンソン(株) Sales Planning、(株)アダストリア 情報システム部を経て、現在は(株)クリーク・アンド・リバー社 デジタルマーケティンググループにてBIエンジニアとして活躍。 『データ活用で世の中を良くする』ことを信条としている。