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GA4をWEB広告媒体の評価に活用するためには

GA4をWEB広告媒体の評価に活用するためには

自己紹介

データプランナーとしてサイトアクセス解析を担当しております。

前職での広告代理店にて広告運用を担当した経験から、今回はGoogle Analytics 4(以降、GA4)とWEB広告媒体に関連したレポートを紹介いたします。

前提として

WEB広告媒体の戦略として採算効率のよい、顕在層向けのリスティング広告に予算を割り振っても検索ボリュームの関係上、ある程度の限界が見えてきます。そのため潜在層向けのディスプレイ広告やSNS広告などの施策が大切です。

ただ、一般的にはリスティング広告と比べると採算効率は良くありません。そのため獲得効率の良かった広告媒体はどれかを判断するために、GA4におけるユーザーのジャーニーに合わせた流入分析が判断材料の1つとして重要です。

具体的な分析レポート

ときどき、お客様から「ベーシックなディメンションと指標を教えて欲しい」と尋ねられた際、

下記2つのレポートをご紹介しております。

■セッションの流入元分析レポート

<ディメンション>

・セッションの参照元/メディア

<指標>

・アクティブユーザー数
・セッション
・エンゲージのあったセッション(1ユーザーあたり)
・エンゲージメント率
・セッションあたりの平均エンゲージメント時間(滞在時間)
・コンバージョン
・セッションのコンバージョン率

このレポートでは参照元メディアを用いることで、各WEB広告媒体の傾向を把握することができます。特にエンゲージのあったセッション(1ユーザーあたり)は、セッションとターゲットユーザーの質を示す指標のため、複数の広告媒体を実施している際に、各広告媒体のターゲットユーザーの傾向を把握できます。

■初回訪問ユーザー分析レポート

<ディメンション>

・ユーザーの最初の参照元/メディア

<指標>

・アクティブユーザー数
・リピーター数
・リピーター率(レポートDL後にExcelでリピーター数/アクティブユーザー数で算出)
・エンゲージメント率
・コンバージョン
・ユーザーコンバージョン率

このレポートはユーザージャーニーの中で、最初に流入をもたらした媒体の傾向を可視化したものです。再訪問ユーザーが自社サービスではKPIの1つであれば、ディスプレイ広告やSNS広告など潜在層向け広告媒体の評価軸の1つとして活用できます。

最後に

弊社ではデジタルマーケティングを行うためのサイト分析、サイト分析を実施するためのGA4の設定や勉強会、ダッシュボードの開発と活用など様々なサービスを提供しております。

この記事からサイト分析を有益に行い、デジタルマーケティングをより効率的・効果的に実施していきたいと考えられた場合は、下記URLよりお問い合わせいただければ幸いです。

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この記事を書いた人:

M.O
データプランナー
2023年4月中途入社。地方自治体の広報室にてHP運用を2年担当。 その後5年間広告代理店業界にて、定期・単品通販型の商材をメインに、分析・広告運用・クリエイティブ制作業務全般に従事。